なぜCDショップは存在できるのか

私の家にはそれなりの数のディスクがある。半分以上は店頭で買ったものだ。デパートの中に入っているお店や久留米の商店街にあったお店、池袋のバス停の脇にあった小さなお店、秋葉原の大きなお店などなどで購入してきた。

ところが、ここ数年に買ったディスクは、インターネットを使って買ったものがかなりの量を占めるようになってきた。もちろん買っている音楽のジャンルが変化していることにも原因はあるのだが、ちょっとこれについて考察してみようと思う。一応CDショップ店員への応援メッセージになっているのだが。

さて、インターネットでディスクを買う理由を考えてみた。

  • 家にいて買うことができる。最近は在宅勤務なのでCDショップに行く交通費は送料より遙かに高い。
  • どうせ店頭にないものならば、お店で注文してもインターネットショップを使っても同じだ。
  • 関連する情報にアクセスしやすい。機械的に(計算機的というべきか?)に関連する情報が、インターネットショップには豊富にある。また、自分でそれに関する機械的な情報を調べることができる

しかし、私は本来ならば店頭で購入したい。JPOPのように「あの人のディスクがほしい!」と決めている場合もである。なぜならば、

  • 店員に「音楽について」聞きたいから。そのディスクのことはもちろん、店員がこれまでに聴いてきた音楽や今注目しているディスクなど。
  • 店頭で流れている音楽を聴きたいから。それは紛れもなくその店のお勧めであるはずだ。
  • 自分の嗜好に合う音楽を紹介してほしいからだ。計算機的にではなく店員の経験と勘で、これまでに私が買ったディスクから私が好みそうなものを(私が思いもしないものを)紹介してほしい。

ところが、この要求を満たしてくれるお店はほとんどない。店頭で「○○のディスクを探してるのですが…」と声をかける。ここまではよい。「あ~、これですね?」となる。ところが、特にクラシックの世界では同じ曲を違う演奏家が演奏していたり、同じ人でも2回録音していることも少なくない。そうなると、「これ、どっちのディスクがお勧めですか?」となる。あるいは、「この演奏家はどういう活動をしてますか?」となる。あるいは「どっちが好きですか?」となる。そんなとき、お願いだからインターネットで調べないでほしい。インターネットで調べるんなら自分でやる。

それはクラシックに限ったことではないだろう。JPOPでもそうだ。音楽ファンの要望には応えていただきたいなと思うのだがいかがだろうか、店員の皆様。

私は今のところ唯一新宿タワーレコードの9回クラシックコーナーは信用している。残念ながらお一人だけなのだが…。私の思考をよく理解してくださり的確なディスクを推薦してくださる。いったい彼はこれまでにどれだけのディスクを聴いて、どれだけのコンサートに行かれたのだろうか。

そういう意味で、楽器店の店員は好きだ。そもそも音楽が好きな人が集まっている。エレキギターの展示スペースにいるような店員はほぼ例外なくギターが弾ける、それもかなりうまい。こういう人と音楽についてしゃべってから、インターネットでディスクを買うのがよいのかも?!いや、CDショップの店員の皆様、音楽を好きでいていただきたい。

この記事は、
私の友人のブログ
を読んで感じたことを書いたものだ。直接関係ないが、きっと関係があるんだと思う。

「なぜCDショップは存在できるのか」への1件の返信

  1.  本当だね、なんかインターネットのおかげで調べるのが簡単になったおかげでずいぶん楽をしているよね。そんな私も話し相手をしてくれるガソリンスタンドで燃料を入れます。レギュラーが格安店のハイオクより高かったりします。

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