人前に出ようとは Part II

こっちは血迷ったわけではないが、とにかく10/25に続いて、11/9にも人前で演奏できる機会を頂いた。完全なクラッシックの演奏、リコーダーのトリオ。

楽器にも演奏者にもそれぞれ個性があるのだ。集まって練習をするときいつもそう感じる。その個性が調和して一つの音楽ができていく。特にクラッシックの場合は守らなければならないことがある。それを守りつつ、周りと調和しながら自分の個性を表現する。恐ろしく難しいなと思う。

実際はそんな領域には到達していない。楽譜の解釈だけで精一杯だし、意識して演奏することも難しいし(だから修正がきかないし)、他のパートにも気が回らないし。

ということで、本番が近づいてくるともっと悩むんだろうなと思いながら、昨日もレッスンに行ってきたのだった。

演奏する曲は、3百年くらい前のフランスの作曲家ボアモルティエが書いた短いソナタ。美しい曲だ。せめて落ち着いた気持ちで演奏できればいいなと思っている。

それにしてもだ、クラシックで人前で演奏するのなんて何年ぶりだろう。もう思い出せないくらい遠い昔のことだな。他の二人に迷惑をかけぬよう、なんとかやってみよう。

あっ、会場は立川にある「SDA立川キリスト教会」だ。当日は20組くらいのリコーダーの団体が出演する。我々は13時過ぎくらいだったかな?

さて、昨日演奏は終わった。技術的にはいろいろあるが、とにかく楽しく演奏できたなと思う。観に来てくださった方々ありがとうでした。来年も出演できるといいな。