無駄なのがおもしろい

この年末年始もそれなりの数FMを録音した。GonTitiのライブやらピーター・バラカンの特番やら。たぶん5年後とかに聞いて楽しいんだと思う。

最近私は、録音したものは最終的にDVDにWAVファイルとして残すことが多くなった。この過程で不要な部分を切り捨ててしまう。時報やらニュースなんかがそうだ。CMがあればたぶん切り捨ててしまう。音質に影響せずにそういう編集ができるからだ。

さて、遠い昔に録音したラジオのテープを聴いているとこれがなかなかおもしろい。テレビファンの中にも、昔録画したビデオを見ながら「なんじゃこりゃ!」と思ったこともあるんじゃなかろうか。ものすごく懐かしいCMやら、本編とは関係のない天気予報とか。場合によっては本編よりおもしろい。極端な場合本編よりも資料的価値が高い。

こういう現象はなにもビデオや録音に限ったことでもないような気がするのだ。ネットで辞書を引けば瞬時に必要な情報だけが表示される。が、印刷された辞書を使うときは、その周辺をあるいはなんにも関係のないところを読むことができる。これがなかなか楽しかったりする。

ということで、無駄を楽しむ余裕を持ちつつ過ごせるとすてきかもね。