日本語の情報がおそらくないので、ちょっとだけ書いておく。
macOSにはVoiceOverっていうスクリーンリーダーが入ってるけど、ターミナルを使うには少々辛い。ってことで、TDSRっていうターミナル専用のスクリーンリーダーがある。Linuxでも動くそうだが、私はまだ試していない、macOSではやってみた。
情報は下記。
- GitHub – tspivey/tdsr: A console screen reader for macOS and Linux
- Announcing Tdsr: A Command Line Screen Reader For Macintosh And GNU/Linux
ターミナルの読み上げは間違いなく良い。Optionキーといくつかのキーの組み合わせがTDSRのコマンドになっている。日本語環境で動かせばおそらく日本語も読めるだろう。だが、Emacsのようなフルスクリーンのアプリケーションはうまく読めない。カーソル位置が拾えない。分かる人にはわかるかもしれないが、PC/TCPとVDM100みたいな感じか。あれのほっといても読み上げるヴァージョンね、伝わるかなあ。
ということで、限定的な使い方にはなるのだろうが、入れておくと便利なこともあると思う。
インストールは、上記ページに書かれているように行えばよい。PythonとかHomeBrewとかが入っている環境なら一瞬でインストールできるはず。