Raspberry Pi Pico

なにものか

ようするに、マイコンであります。またまたマイコンであります。

数年前にリリースされて、その性能の高さとコストパフォーマンスの良さで注目されてるんだと思う。1年くらい前に2個買ってそのままにしていたのだが、ちゃんと使ってみようかなと思ったのである。

以前にMacropadというおもちゃのことを書いたが、これに乗っているチップである。

入手先など

難しくない、あっちこっちで買える。

たぶん私はスイッチサイエンスで買ったような、いや違うか?

例によってピン配置

これ、かなり難解である。なにがって、一つのピンに複数の機能が割り当てられていて、それぞれ切り替えられるようになっているというわけである。

ボードを立て向きに持って、チップが実装されている面を上にする。向こう側をUSB端子にした状態でピン配置を記載する。

    • 左右に20本ずつピンがある。
    • 左上が1番ピン
    • 左下が20番ピン
    • 右上が40番ピン
    • 右下が21番ピン
    • 手前真ん中に横に三つあるピンはデバッグ用のピン
    • ほかのICと同じように、ピン番号は左右で反転してる
Pin GPIO I2C SPI UART ADC
1 GP0 I2C0 SDA SPI0 RX UART0 TX
2 GP1 I2C0 SCL SPI0 CSn UART0 RX
3 GND
4 GP2 I2C1 SDA SPI0 SCK
5 GP3 I2C1 SCL SPI0 TX
6 GP4 I2C0 SDA SPI0 RX UART1 TX
7 GP5 I2C0 SCL SPI0 CSn UART1 RX
8 GND
9 GP6 I2C1 SDA SPI0 SCK
10 GP7 I2C1 SCL SPI0 TX
11 GP8 I2C0 SDA SPI0 RX UART1 TX
12 GP9 I2C0 SCL SPI0 CSn UART1 RX
13 GND
14 GP10 I2C1 SDA SPI1 SCK
15 GP11 I2C1 SCL SPI1 TX
16 GP12 I2C0 SDA SPI1 RX UART0 TX
17 GP13 I2C0 SCL SPI1 CSn UART0 RX
18 GND
19 GP14 I2C1 SDA SPI1 SCK
20 GP15 I2C1 SCL SPI1 TX
21 GP16 I2C0 SDA SPI0 RX UART0 TX
22 GP17 I2C0 SCL SPI0 CSn UART0 RX
23 GND
24 GP18 I2C1 SDA SPI0 SCK
25 GP19 I2C1 SCL SPI0 TX
26 GP20 I2C0 SDA
27 GP21 I2C0 SCL
28 GND
29 GP22
30 RUN ADC0
31 GP26 I2C1 SDA ADC1
32 GP27 I2C1 SCL AGND
33 GND
ADC-VREF
34 GP28
35
36 3V3(OUT)
37 3V3_EN
38 GND
39 VSYS
40 VBUS

データを提供してくださったHさん、ありがとうございました。