映画レビューであるが、どちらかといえば昔話である。 静岡県に ねむの木学園 という場所があることをご存じの方も多いと思う。1968年にできたのだそう、50年以上前のことだ。その最初の園長だったのが宮城まり子さん。 学園を… 続きを読む ねむの木の詩がきこえる
カテゴリー: CD review
Celtic Christmas Harp — Patricia Spero
ことしのクリスマスアルバムはこれだ! ハープの音は癒やされますねえ。ちょっと日本では馴染みの薄い曲も多いかもですが、なかなか素敵でした。 この人、20年ちょっと前にパロアルトの本屋さんで、「なにかアメリカでおすすめのケル… 続きを読む Celtic Christmas Harp — Patricia Spero
木村弓 『花の星』
まあ、聴いてください。 邪念も仕掛けもなにもない、そんなディスクだと思うのです。彼女とライヤーの音だけがあって、みんなどこかで聴いたことがあるようなメロディーが紡がれていく。だから心の深いところで共鳴するんじゃないかって… 続きを読む 木村弓 『花の星』
アグネス・チャン
久しぶりにディスクレビュー。Amazonとかに書いたほうがよまれるんだろうけれど。今回は、これ。 これ、彼女のアルバムなんだけど、彼女らしいとも思うんだけど、彼女じゃないとこののりは出てこないと思うんだけど!このバックバ… 続きを読む アグネス・チャン
森の水車
あれっ?歌詞が違うんじゃない? そうか、そういう歌だったのか。水車が「仕事をしろ」と言っているのか。発表されたのは昭和17年。それでもこの歌は発禁処分になっている。 あっちこっちで言論が弾圧されてる。歌なんてきっと自由に… 続きを読む 森の水車
ベートーベンの交響曲全集
最近、ナクソス・ミュージック・ライブラリーに入会した。この入会に関してはそのうち書くとして、このライブラリーを聴いていて見つけてしまったディスクのレビュー。 ご存じの方もいらっしゃるかもしれないが、私はクラシックをそこそ… 続きを読む ベートーベンの交響曲全集
アンサンブル・エクレジア
十日ほど前に昼間のFMクラシック番組を聴いていてかかっていたのがこのグループ。中性の宗教曲。いやはや美しい。ということで、ディスクを探して購入。どうやら一般店頭にはないかも。 購入したのは『巡礼の歌
奥華子 『BIRTHDAY』
4枚目のオリジナルアルバムがようやく?発売された。とりあえず購入。 彼女自身もブログに書いているように、よく作り込まれたアルバムだなと思う。サウンドもこれまでのアルバムとは比べられないくらい豪華だ。 曲もなかなか粒がそろ… 続きを読む 奥華子 『BIRTHDAY』
遊佐未森 『銀河手帳』
オリジナルアルバムとしては何年ぶりだろう。やはりNHKみんなのうたになっていた『クロ』が収録されたアルバム『休暇小屋』以来だから。 とにかく落ち着いて聴くことのできるアルバムだなと思う。自分が落ち着いているときに聴いても… 続きを読む 遊佐未森 『銀河手帳』
とりあえず書き残そう
ロックの巨人、清志郎さんが亡くなってから一月が経過した。私は生粋の清志郎ファンではなかったが、彼の活動は気にしていたつもりだ。それにしても早すぎるな。 高校の時に『Covers』というアルバムが発表された。社会的なメッセ… 続きを読む とりあえず書き残そう
Beginコンサート 新宿コマ劇場
BEGIN二発目。こっちはDVDだ。三人だけで行われたライブ版。 BEGINにはおそらく二つの顔がある。沖縄のミュージシャンとして沖縄に根ざした音楽をやっているときと、アメリカの音楽に影響を受けた音楽をやっているとき。実… 続きを読む Beginコンサート 新宿コマ劇場
Begin ライブ大全集
最近沖縄にまつわるディスクをまとめて購入。数年前に買おうと思いつつそのままになっていた物、新しく見つけた物など。ぼちぼちレビューするとして、今日はメジャーなところから。 もうみんな知っている石垣島出身のグループBEGIN… 続きを読む Begin ライブ大全集
カーペンターズの日
今日はカーペンターズの日なんだそうだ。四〇年前の今日、カーペンターズが始まったのだ。で、4月22日がカーペンターズの日なんだとか。そういえば、朝からいろんなラジオ局でカレンの声が聞こえている。 わたしもたった一タイトルだ… 続きを読む カーペンターズの日
火の鳥
とりあえず【黎明編】は観た。とにかく1話目からいきなり引きつけられる。命と欲望、命と権力。そんなことをいきなり突きつけてくる。 『火の鳥』は手塚治虫の未完に終わった漫画だ。なにしろ物語が壮大だ。5回くらい観ないといろんな… 続きを読む 火の鳥
楽しい音ってこんなんか?
一応CDレビューの記事である。 小学生の頃ほとんどの人はリコーダーを持たされたはずだ。どんな曲を演奏させられたか、それがリコーダーという楽器に向いている曲だったか、それはともかく週に1時間くらいは演奏させられていたことだ… 続きを読む 楽しい音ってこんなんか?
銀河鉄道999
そういえば、今年は手塚治虫のアニバーサリーイヤーのはずだ。ということで、数年前にNHKで放送された『火の鳥』を購入してみた。まだ届いていないが、このレビューは後ほど。 で関連があるわけではないが『銀河鉄道999』のサウン… 続きを読む 銀河鉄道999
Gontiti VSOD
先週、ようやくこのアルバムを購入してきた。昨年Gontitiは結成30周年を迎えた。これにあわせる形でアルバムが発売されている。といってもベストアルバムだったりはしない、通常のオリジナルアルバムだ。 「very spec… 続きを読む Gontiti VSOD
アイリッシュ・ハープの音
Gontitiの最新作『VSOD』にアイリッシュハープが参加しているらしい。このアルバムのレビューは別に書くとして、今年1枚目は Tread というグループのディスク 『Live From Matt MolloyR… 続きを読む アイリッシュ・ハープの音
クリスマスの季節
12月に入った。町のBGMはすっかりクリスマスになった。あっちこっちに飾り付けがされている。宗教とはあまり縁のない私ではあるが、一応私なりにクリスマスを感じてはいる。 ということで、今年2枚目のクリスマスアルバム紹介。2… 続きを読む クリスマスの季節
気が早いけど、クリスマスアルバム
まだ11月にもなっていないのにクリスマスアルバムのレビュー。たぶん、このアルバムは入手に時間がかかるので、この時期にやってしまおう。 イギリスの男性6人による合唱、King’s Singersによる演奏。男性… 続きを読む 気が早いけど、クリスマスアルバム
Simon & Garfunkelのライブ版
ひょんなことからこのディスクを購入。私が、誰かのディスクを初めて買うときはけっこうライブ版を選ぶことが多い。ベスト版を買ってもいいんだが、どうもおもしろくない物が多いように思っている。ヒット曲がたくさん入っているから知っ… 続きを読む Simon & Garfunkelのライブ版
懐かしいだけじゃございませんぜ
本日は雨、けっこう土砂降り。昨日も雨、かなり土砂降り。はたして今日は新幹線に乗れるのか?ということで、ラジオを聴いていてもおもしろくないので、ディスクレビュー。 久しぶりにクラシックではございませんよ。A.R.B.や甲斐… 続きを読む 懐かしいだけじゃございませんぜ
フランダース・リコーダー・カルテット 『フランダースの笛』
今月1枚目。このディスクは購入してからもう8年くらいにはなるだろうか。名前が示すように、リコーダー4人の演奏。聞いていてとても楽しい。 1曲目に入っている『カプリオール組曲』は、現代曲だがとっても聞きやすく楽しい曲だ。最… 続きを読む フランダース・リコーダー・カルテット 『フランダースの笛』
笛の楽園
17世紀半ば、教会の庭でリコーダーを吹いてみんなに聞かせている人がいたらしい。名前をエイクと言う。当時はやっていた歌を自分でアレンジして演奏していたのだろう。彼は カリヨン も演奏していたらしい。 そして、彼の即興演奏を… 続きを読む 笛の楽園
Piano De Duo Live 2002
NHKのFMで、11:30から20分間『弾き語りフォーユー』という番組が放送されている。ピアニストの小原孝が、リスナーのリクエストに応えてその場でアレンジしながらピアノを弾く、という番組だ。もう10年近く続いている番組だ… 続きを読む Piano De Duo Live 2002
ブリュッヘンのアンコール
オランダにブリュッヘンというリコーダー奏者がいる。年は…喜寿はまだ?というくらいの人だ。1980年を過ぎた頃から彼はリコーダーの演奏をしなくなって、今は指揮者として活動している。 さて、その彼の最後期の録音が… 続きを読む ブリュッヘンのアンコール
「おはようのうた」
最近また、朝になると 「おはようのうた」 が「みんなのうた」で放送されていた。イントロのリコーダーが印象的なのだが、その歌詞にも魅力を感じる。そういえば、 ノッポさん が 『グラスホッパー』 でも挨拶をテーマにした曲を書… 続きを読む 「おはようのうた」
奥華子
NHKのテレビ番組でエコツアーをテーマにした旅番組がある。番組そのものはあまり見ていないのだが、この主題歌を歌っている人の声がなんとも気になる。あれっ?この人2年くらい前に「みんなの歌」で歌っていなかったか?ということで… 続きを読む 奥華子
音楽の普遍性『檸檬』・『スヰート檸檬』遊佐未森
はて、年に何枚のいわゆるカバーアルバムが発売されているのやら。カバーアルバムのシリーズを出している人もちらほらいる。槇原敬之とか徳永英明など。夏川りみのディスクもちょっと話題になった。 さて、紹介しているのは大正から昭和… 続きを読む 音楽の普遍性『檸檬』・『スヰート檸檬』遊佐未森
Reflections 寺尾聰
ある一定以上の年齢の方ならば、このアルバムを持っている人もいらっしゃるのではないだろうか。私がこのアルバムを聴いた(はずの)年齢は8歳くらいだったろうと思う。彼の大ヒット曲『ルビーの指環』が収録されたアルバムである。 … 続きを読む Reflections 寺尾聰