Google reCAPTCHA v3

まえがき

私は定期的に以下のツイートをしてきた。最近サボってるのだが、どうやらこのツイートをしなくて良くなる日もそう遠くなさそうだ。

reCAPTCHA(いわゆる画像認証)、視覚障害者にとって大変高いバリアになっている。音声で聴く方式があるが、ほとんどが英語であり、実用的に機能しているとは思えない。何文字聴き取ってよいのかもわからない。サイト運営者はそれがバリアになっていることを認識すべきである。

最新の動向

さて、おそらくスクリーンリーダーのユーザーじゃなくてもあまり使い勝手の良くないこのサービス、どうやら条きょうが変わってきたようだ。

Google reCAPTCHA v3
というのがそれだ。これだとパズルを説いたり英語の音声を頑張って聞き取ったりしなくてよい。

問題はね、こういう技術があって実際に使える状態になってるんだけど、サイト管理者が知らない、スクリーンリーダーユーザーも知らない、ということなんじゃないかなあ。知らなかったのは私だけか?

この技術、恩恵をうけるのはなにもスクリーンリーダーユーザーに限ったことではないから、ある程度広まるのではないかと期待している。全くそれと気がつかないままにちゃんと人間であるかどうかの判定を行う。長い道のりだったね。
参考: TECHSCORE|reCAPTCHA v3 入れてみた